「ニッポン人には、日本が足らない。」

日本というのは、なんてスバラシイ国なんだろう、と。僕は外国に行くたびに思うのです。なぜなら外国の人たちがみんな口を揃えてそういうからです。

京都があり、名古屋があり、秋葉原があり、九州があり、沖縄があり、世界に誇れる企業があり、お寿司があり、田園があり、豊かな水があり、そして心温かい人々がいて……きっとキリがないほど、日本はいい国。

東京圏は、今でも世界でも、最もGDPの高い地域。それは2025年までは一位であり続けると言われています。ミシュランの星の数は、世界で一番多く、実感としても日本の料理はとてもおいしい。外国から来た友人も、間違いなくそう言って帰国していく。日本はたぶん、日本人が思っている以上に、素晴らしい国だと思うのです。

でも日本人には、そういう自覚をもった人が少ない気がします。
もちろん盲目的に「じぶんたちはスバラシイ!」とおもうのはよくないことです。もちろん日本にダメなところはたくさんあります。それを見つめ、考えつつ、もう少し、いいところに目を向けてもいいと思うのです。

この本は、そんな希望をすこしくれます。ちょっと偏って自国のいい面を主張しすぎているところはあるので、そこはわたしたち読者が得るべき思想を取捨選択しましょう。だけど、まずは日本のいいとこ情報をINPUTするには、とてもいい本だと思うのです。