表紙からはとても想像できないのですが、このマンガは、村上春樹に通じるものがあります。つまりテーマが「記憶」と「思い出」なんです。例えば、ひときわ輝いていた、この一文。
「記憶も生きてるんだよ 成長するんだ」(矢野元晴)
これまでの僕にとっての「記憶」というのは、ある時点で形作られた「止まった」ものでした。映画や写真みたいに。
でも実はそうでなく、僕らと同じように変化し、成長するものなんだ、と。 確かに、僕が成長するに連れて、記憶のあり方も、思い出す風景も、少しずつ変化してるんだと、初めて感じた。
それは僕にとって新しい視点だったし、救いでした。記憶は失われるわけではなく、人ともに成長しているのだ!、と。
忘れてかけていた、10代の頃の輝かしくもう戻らない感情、後悔、純粋な思いそんな幸せに近い切なさをくれる本。「感情の裏側」まできちんと描いています。でも、とてもポジティブになれる本です。
最後に、僕等がいたの言葉から
----------------------------
どうかあなたにとって、
思い出はいつも
やさしくありますように
----------------------------
Selected by Copywriter
「記憶も生きてるんだよ 成長するんだ」(矢野元晴)
これまでの僕にとっての「記憶」というのは、ある時点で形作られた「止まった」ものでした。映画や写真みたいに。
でも実はそうでなく、僕らと同じように変化し、成長するものなんだ、と。 確かに、僕が成長するに連れて、記憶のあり方も、思い出す風景も、少しずつ変化してるんだと、初めて感じた。
それは僕にとって新しい視点だったし、救いでした。記憶は失われるわけではなく、人ともに成長しているのだ!、と。
忘れてかけていた、10代の頃の輝かしくもう戻らない感情、後悔、純粋な思いそんな幸せに近い切なさをくれる本。「感情の裏側」まできちんと描いています。でも、とてもポジティブになれる本です。
最後に、僕等がいたの言葉から
----------------------------
どうかあなたにとって、
思い出はいつも
やさしくありますように
----------------------------
Selected by Copywriter