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「起業というと、成長分野だとか画期的な技術を探しがちだ。しかし真の起業家、とりわけ起業の初心者にとって、チャンスは個人的なものであって誰にでも見つかるものではない。成功する起業のアイデアは自分の才能と経験、関心、そして自分が特別良く理解できる問題から生まれてくるのだ。」
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僕は、ソフトバンクの孫正義や楽天の三木谷浩史のような起業家たちの成功物語を読むことが多いのですが、たいてい「成長分野を論理的に考えてみつけだして、スマートに戦略を立てていった」というように書かれています。

でも、本当にそうなんでしょうか?

実は、自分の個人的な興味・関心に従って、いろいろな「ダサい」ことをとにかくやってみた結果、はじめて本当に成功する道が見えてくるもののような気がするのです。

いわゆる世界一のビジネスエリート養成機関とも言えるハーバードビジネススクールを卒業後に「起業」という道を選んだ3人を追いかけ続けたノン・フィクションです。

この本は、そんなエリートの3人が華々しく成功したストーリーとして読むのではなくて、そのために、どんな「ダサい」ことをしていたのか、というところにスポットを当てて読んでみてください。

結局「ダサい」ことをしっかりやることこそが、成功への唯一の道なんだと思える一冊です。

「どうでもいい話を、最高のヨミモノに変える天才」
それが村上春樹という作家なのだと思うほど、変な本です。

この本はananのエッセイ連載(なぜananが春樹を選んだのかは謎ですが)です。心の底から「どうでもいい話」が、とても面白いヨミモノになっています。

例えば…左右がべつの靴下の話、つぶれたアルミ缶を見ると切なくなる話、マニュアル車にのる女性が好きな話、ホテルの金魚鉢の話、原爆をつくった人の悲しい話、野菜の気持ちの話…

こんな感じでどうでもいい話が40篇以上もつづくのです笑

「とても固い作家」だと思っている人も多い気がしますが、このエッセイを読んでみると、そのイメージは一変すると思う。なんて適当で、ゆるく、のんびり生きてる人なのか…と。

「肩の力を抜いて、わりに気楽に書きました」と本人も言ってますが、逆に読む人の肩の力をいい感じに抜いてくれる一冊です。休日にでも、読んでみてください!では!

【ヤフオクで旅館のチケットを売ってみたら、売れちゃった!】

「既成概念を取り除いて新しいことにチャレンジしましょう!」
と経営に関する綺麗な本には書いてあります。

でも、どうやって?
一体、新しいことって何?

その答えは、冒頭にあるような、ほんの些細な工夫なのです。

税理士の人だったら、「税理士サービスをチケットにしてAmazon.comで売ってみたら売れるかな?」みたいな発想なのかもしれません。

ただの旅館の集客術の本だと思って読むと面白くありません。そうではなくて、「ベンチャー精神」「ゲリラ精神」を学ぶために読んで欲しい!そんな一冊です。

スタバと言えば創業者の「ハワード・シュルツ」が注目されがちだけど、この本の著者「ハワード・ビーハー」は、28店鋪しかなかったスタバを、全世界ブランドにした立役者だと言われています。

僕はよくスタバにいきます。それはコーヒーの味がいいからというより、店員さんが醸しだす空気感がなんとなく好きだからだと思う。(会社の下にあるのも大きな理由だけど。)

実はスターバックスの自給はそれほど高くない。それでも日本中どこの店鋪に言っても、愛想がよく気が利く店員がいる。それはすごいことだと思うのです。

この本を読んだとき、その理由が分かった気がしました。例えばビーハーのこの言葉。「人を育てれば、人がお店を育ててくる。これに尽きる。これが何より大切だ。」

で、僕は昔どこかで聞いた言葉を思い出しました。
“お店の大きさは、店をつくる人の器を超えない。”
ちょっと抽象的だけど、そういうことなんだと思うのです。

シュルツと、ビーハー。この人たちの、無垢な感情、わき上がる情熱、パートナーを思いやる心。スタバとともに成長した、彼らの器の大きさと、優しさが、いまも世界中のスタバを創っているのかもしれない。

ビジネス本というより、普段、忘れがちな夢と目標とか、人生に大切なものを、思い出させてくれる本。ページ数も多すぎず、サラッと読める内容なので是非一度読んでみてください。

最後に本の中の言葉から…
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大きな夢は、大きな希望だ。そして大きな喜びだ。イエスと言おう。いましていることのすべてを楽しもう。そして同じように、人が人生を楽しむのを助けよう。
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selected by Copywriter

【いい仕事をするには「愛」が必要だ!】

僕の最近の哲学です。いい仕事をするには、顧客を愛してなければいけませんし、上司や同僚から愛されていなければいけませんし、何よりも自分の仕事に愛をもっている必要があります。

そんな愛とかけ離れた仕事のやりかたをしていると、人は惨めな気持ちになります。人を惨めにさせる仕事の特徴は、3つあるといいます。

1.自分の名前や責任で勝負させてもらえない。
2.自分の仕事が誰にとって意味があるのかわからない。
3.仕事の成果を客観的に図ることができない。

1〜3の基準は一見「甘くておいしい」世界のように感じますが、かえって人を腐らせる仕事の特徴なのかもしれません。

ストーリー仕立てのライトな書き味で、2-3時間あれば読めてしまいます。人を使う立場にある人に、是非とも読んで欲しい本です。

「愛の反対は憎しみではなく無関心です」― マザー・テレサ

Selected by Entrepreneur

表紙からはとても想像できないのですが、このマンガは、村上春樹に通じるものがあります。つまりテーマが「記憶」と「思い出」なんです。例えば、ひときわ輝いていた、この一文。

「記憶も生きてるんだよ 成長するんだ」(矢野元晴)

これまでの僕にとっての「記憶」というのは、ある時点で形作られた「止まった」ものでした。映画や写真みたいに。
でも実はそうでなく、僕らと同じように変化し、成長するものなんだ、と。 確かに、僕が成長するに連れて、記憶のあり方も、思い出す風景も、少しずつ変化してるんだと、初めて感じた。

それは僕にとって新しい視点だったし、救いでした。記憶は失われるわけではなく、人ともに成長しているのだ!、と。

忘れてかけていた、10代の頃の輝かしくもう戻らない感情、後悔、純粋な思いそんな幸せに近い切なさをくれる本。「感情の裏側」まできちんと描いています。でも、とてもポジティブになれる本です。

最後に、僕等がいたの言葉から

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どうかあなたにとって、
思い出はいつも
やさしくありますように
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Selected by Copywriter

「経営者の仕事は、自分をクビにすることだと思います。」

今回紹介する本は、また胡散臭いビジネスの本なのだろうと思って読み始めました。でも、600ページにもなる全体を読むにつれて、実は本当の「経営の本」なのだということに気づきました。

冒頭の言葉は、僕が経営学を勉強していた学生の時、ゼミの先生に対して放った言葉です。(当時は理解されず、怒られました^^)

経営者の仕事は、自分の手と足を動かして働くことではありません。そうではなくて、自分がいなくても回っていくようにビジネスを組み立てていくことが仕事なのです。そのために人を雇い、パートナーシップを組み、製品やサービスを提供するのです。

この本には、そういう視点で、どうやってビジネスをはじめ、他の人の力を借りながら永続的にしていくか、という著者の体験に基づくノウハウがいっぱい詰まっています。なかには、時代が違っていたり、日米の環境のせいで、そのまま実行できないノウハウも入っています。

普通日本人がこの本を読むと、「この本に書いてあることはアメリカ人だから実行できたんだ。僕には無理だからやめておこう。」という感想を漏らして実行するのを断念することと思います。

だからこそ、チャンスです。

「特別な存在になりたかったら、他の人と違うことをしなさい。」― ココ・シャネル



比較的新しい本なのですが、もう新刊は出回っていないようです。友達がギフト用に買おうと思っても新刊が売っていなくて探すのに苦労していました。

<チャイコフスキー・コンクール>

4年に1回モスクワで開催される世界屈指の音楽コンクールの模様、舞台裏を、ピアニストの中村紘子氏が描いたノンフィクション。

世界トップレベルの奏者。名だたる審査員。規律正しく、音楽に対する姿勢は、とても厳しい。一般世界とはかけ離れている高貴な世界だと思っていました。
だけど、その裏側で、実はとても人間らしいドラマが繰り広げられていることを、この本は教えてくれます。クラシックの世界にとても親近感を覚えるし、より一層、クラシック音楽を好きになる一冊です。

おりしも今年のラ・フォルジュネ(毎年丸の内界隈で催されているクラッシクのイベント)はロシア音楽だそうです。残念ながら聴きに行くことはできませんでしたが、この本を通してピアノやロシアに浸ろうとおもいます。音楽に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

Selected by ある本屋店員

だから、ぼくらは
この働き方を選んだ

大企業をやめて"東京R不動産"をたちあげた人たちが書いた「働き方」の本です。「自分たちの働き方」を考えて、実行しはじめた人たちの”あたらしい働き方”が、すごく読みやすく書かれています。

よくある「こんな働き方をしたら、あなたも簡単に幸せになれる!」という類いの本ではありません。とにかく素直に「働き方」のことを考えている人の本だと思いました。

たとえば、おおざっぱに整理すると次の4つになるとか。

1やりたい仕事をする
2ちゃんとお金をかせぐ
3社会を豊かにする
4楽しい仲間と働く

このルールは、とてもシンプルで簡単に見えて、今の社会で実行するのは、すごく難しいもの。それに真剣に取り組んでいる人たちです。

働き方を考えることって、生き方を考えることに近いですよね。
そして今の日本で、きっとみんなが考えるべきことでもあります。

最後のセリフがとても印象に残りました。
“やっぱり一つだけ言うなら、僕らは自由でいたい。ボブディランも歌っている。「朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ」”

働き方はひとそれぞれ。それを前提にしつつ「自分にとって一番いい働き方」を考えるためのヒントが、たくさんちりばめられてます。

社会で働く人みんなに一度読んでもらいたい本です。昨日にひきつづき「働き方」の本のご紹介でした!

「天職」に悩む友人へ

【天職は寝て待て - 新しい転職・就活・キャリア論】

キャリア論の本です。本書はハウツー本ではなく、キャリアにはこんな考え方があるよというものです。転職を勧めるわけでも、否定するわけでもありません。
昨今の経済のダイナミズムの中1つの仕事を天職と定めることは難しい。また、見定めた将来も容易く途切れる。だから、その場に応じて変化しよう。そんな主旨です。

哲学やゲーム理論、心理学なども絡めながら展開していき、さくっと読めます。古典の引用もテンポをよくしています。
また、深く知りたい人には参考文献が紹介されています。五月病の方も読んでおくといいかと。

人間は宙ぶらりんの状態でいるとき、最も不安が湧き、何かにつかまりたくなるそうです。すぐに飛び付くのが習慣になってしまうのが、「青い鳥症候群」。

だから、そこでちょっと考えて踏みとどまってみること。そして、ゆっくり動こうってさ。

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友人がフェイスブックで書いていたメッセージが目に止まったので、許可をもらって転載させてもらいました。スティーブ・ジョブズも言っていますが、点と点は、未来に向かってつなげるんじゃなくて、いつでも過去に向かって「つながる」ものなんですよね。キャリア、キャリアと意識するんじゃなくて、いつか点と点がつながるさ、と前向きに生きるのが最も幸せだと思います。

16世紀の神学者カルヴァンは、天職についてこう言っています。
「貴方が今ついている職こそ神が与えたものであり、その職で勤労に励むことが義務なのだ」

Selected by Entrepreneur

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